2006年10月23日
試合に負けて学ぶこと
今日のは長いぞ!
ついてこーい!!!
今日は10月に入って最初のシングルス。
朝5時55分に起きて、6時半過ぎに家を出る。
気合満点。
今日は初級シングルス。
以前この大会のオーナーに、もう卒業しましょうねと
言われたものの、既に申込済みのこの大会は出させて
もらうことにしたから、出来れば今日優勝して名実ともに
卒業したいと思ってた。
会場に着くとチラホラと知った顔が。
あ、あの人には一度負けたな、とか、あの人確か
以前初級シングルスで優勝した人だ!!とか。
ドローが発表になると、なんと以前から何度か見てた人で、
あまり強くない人と初戦で当たることに。
2試合目は一度3-6だかで負けた人なんだけど、
確か楽勝っぽい感じで3-1くらいまでリードしてから
油断負けみたいな感じで負けた相手だと思う。
・・・2つは行けるな…。
最後の試合の人は見たことない。
まずはその人の初戦を見てみるか・・・。
その見たことない相手(Aさんとします)の第1試合。
高い打点から打つフラットサーブ。
コートをワイドに使う安定したストローク。
前に出ればボレーにスマッシュ!!
つ、強い。
派手な感じではないけど、自分が3-6で負けた人相手に
ラブゲーム。
色々聞いたところによると、普段はオープンで出てる
らしく、どこか怪我したために今日は調整ということで
初級シングルスに出させてもらっているらしい。
そーかー。そーだよなー。オープンの動きだよ。
でも全く歯が立たないとは思えないし、先ずは自分も
きっちり2勝して、お互い2勝同士で1位通過を
競えるように頑張ろう。
そう思って初戦に向かった。
相手は何度か試合しているところは見たことがある人で、
ショットもミスが多く、サーブ、ボレー、どれを取っても
恐れるところはない相手。
最初のサービスゲームをブレイクされたものの、
その後は順調にゲームを取りスコアは3-1。
その辺からおかしくなっちゃうんだよね。
相手があまり上手じゃなさそうだなあ、と思うと
先にミスしちゃうのももったいないし・・・とか思って
ゆるく打っちゃう。
それがいつもきっちり入ればいいんだけど、
普段やらないことだし意外とミスしちゃう。
それにそういうボールは打ち頃だからたまに相手が
しっかり打ってきたときに深くに入ると返し辛くて
ミスしちゃう。
あれ?何やってんだ?もしかしたら得失ゲーム数争いに
なるかもしれないのに。
ますますおかしくなってくる。
負ける気はしないんだけどね。
でも接戦になって、もしかしたら5-5とかに
なっちゃうかも・・・。
焦る気持ちを落ち着けて・・・って3-3になっちゃった。
3-3の40-40からのポイントを相手がミスしてくれたから
良かったものの、あれを一か八かで決められてたら
ズルズル行ってたかもしれないよ。
そう。そういうのが多いんだよね。
なんだか相手に合わせちゃうの。
最初は強気で打っていくんだけど、肩に力が入りすぎて
いるのかミスしちゃう。
で、ビビって当てるだけのフォームになっちゃう。
自信を持ってないんだよね。負けても良いからと、
自分のスタイルを貫けない。
目先の勝ちにしがみつきに行っちゃう。
そんな情けない試合で6-3で勝ったんだけどね。
ほんと情けない。いっそ負けとけって思ったよ。
その情けない試合っぷりは2戦目でも解消されなかった。
決してハードヒットして来ない相手に、やはり3-1と
リードしながら捲くられ、ビビって打てなくなって
相手に合わせちゃう。
今度の相手は粘ることはしっかり出来るので、
粘りあいから自分がミス。
3-4、3-5、4-5、5-5。
おいおい。何やってんだ?
最後のゲーム。相手のサービスゲームはあっという間に0-40。
諦めないぞ。情けないぞ。
30-40まで捲くったものの、最後はやっぱり情けない
ミスでゲームセット。
ああああ。何でだ?あんなヘロヘロショットを打つために
試合に出たわけじゃないのに。
自分自身に腹を立てながらラケットをしまっていると、
最終戦の相手Aさんが、
連荘になりますけど?どうします?と。
情けない長い試合をやってしまったため、
次の試合がすぐに来ちゃったみたい。
体力的には全くOK。
ヘタに時間が空いて、さっきの試合を考え込むよりは、
このもやもやした気持ちを晴らすつもりで、この強敵に
向かって行ったほうが良いだろう、との計算の上で
すぐに試合を始めることに。
自分のサーブから。Aさんは初戦6-0、2戦目6-1で楽~に
上がってきた。
どこまで通じるか、勝負だ!
サーブも渾身の力で打ち込む。
セカンドを恐れてちゃいけないんだ!自信を持て!!
最初のサービスゲームはブレイクされちゃったけど、
次の相手のサービスゲームはブレイクバック。
不思議だ。さっきの試合であんなにも入らなかったフォア
のダウンザラインに打ち込むショットが面白いように決まる。
傍から見てると自分の方が上手く見えるんじゃないかと
思えるほどに。
0-1、1-1、2-1、2-2、3-2。
試合を引っ張っているのは明らかに自分。
勝てるかな?
そう思い始めた辺りから、ちょっと狂ってきた。
アドコートからのサーブ。
相手がバックサイド寄りにポジションを取る。
センターががら空きじゃないか!自分のショボスライスを
警戒してるのか?
ここはフラットでセンターだ!!!
フォルト。あれ?セカンドはしっかり・・・フォルト・・・。
なんだか相手の立つ位置が微妙に違う。
気を取られた気はしないんだけど、微妙に影響したのかも。
その後も酷くポイントを取られた記憶はないんだけど、
一気に離されて最後は3-6でゲームセット。
うーーーーん??何でだ?
試合後、奥さんの観戦に来てたKさんと話す。
Kさん曰く、自分の方が押してたよ、と。
サーブが良かったから相手はかなりプレッシャーを
受けてたと思うよ、と。
それなのに自分は勝手にビビって、勝ってるのに
追い込まれているように見えたって。
そう。追い込まれてたんだ。相手は強いから、そろそろ
捲くられる。
気を抜いたら負けちゃうんだ・・・って思ってた。
主催者のMさんに話しに行くと、Mさんが言うには、
自分に勝ったAさんが結果を書きに本部に来て開口一番
あっぶなかたーーー。負けたかと思った。
って言ってたよって。
だからnoriさん、初級は卒業ですよ。
だって。でもねえ。今日も1勝2敗ですよ、自分は。
というと、それはそれとして、もっともっと上の人と
やった方が上手くなりますよだって。
それは分かる。
今日の3試合、6-3で勝った試合と、勝てると思いながら
やって5-6で負けた試合。
一番大変だった3-6で負けた試合の中で一番楽しかった
のは最後の試合だったから。
持てる力全てを出し切って戦った満足感。
その中で通用したショット、もっともっと練習しなきゃ
ならないショット。
そういうものが分かったのも最後の試合。
その前の2試合は結果が出ただけ。(だけってこともないけど)
そうか。そういう意味で上のレベルの人とやるのが大事なのか。
よし、いっちょ挑戦してみるか!!
で、試合が終わって気持ちの整理もついてから、
最後の試合を戦ったAさんの所にアドバイスを貰いに行った。
何か気づいたこととかアドバイスください。
って自分が言うと、Aさんは・・・
いやいや。アドバイスなんて。ショットは明らかに
自分が打ち負けてたし、サーブも威力があったし。
・・・あ、ダブルフォルトが少し多かったですね。
ははは・・・(;・∀・)
で、最後にAさんが思い出したように言った。
あ、そうそう。自分が途中でレシーブの時に立つ位置を
変えたの分かりましたよね?
あれを気にしてサーブがちょっと乱れましたよね。
あれが自分の中では勝因です。
だって。
自分はどこにどの強さで打つかを気にしながら戦ってたんだけど、
Aさんは、それ以外にも色々考えてたんだなあ。
そーか。そういう戦いもあるのか。
しかしテニスは奥が深い。
まだまだのめり込めそうだね。
今週の土曜日はリベンジするためにもう一度シングルスに
出ようかな。
空いてるかな?
ついてこーい!!!
今日は10月に入って最初のシングルス。
朝5時55分に起きて、6時半過ぎに家を出る。
気合満点。
今日は初級シングルス。
以前この大会のオーナーに、もう卒業しましょうねと
言われたものの、既に申込済みのこの大会は出させて
もらうことにしたから、出来れば今日優勝して名実ともに
卒業したいと思ってた。
会場に着くとチラホラと知った顔が。
あ、あの人には一度負けたな、とか、あの人確か
以前初級シングルスで優勝した人だ!!とか。
ドローが発表になると、なんと以前から何度か見てた人で、
あまり強くない人と初戦で当たることに。
2試合目は一度3-6だかで負けた人なんだけど、
確か楽勝っぽい感じで3-1くらいまでリードしてから
油断負けみたいな感じで負けた相手だと思う。
・・・2つは行けるな…。
最後の試合の人は見たことない。
まずはその人の初戦を見てみるか・・・。
その見たことない相手(Aさんとします)の第1試合。
高い打点から打つフラットサーブ。
コートをワイドに使う安定したストローク。
前に出ればボレーにスマッシュ!!
つ、強い。
派手な感じではないけど、自分が3-6で負けた人相手に
ラブゲーム。
色々聞いたところによると、普段はオープンで出てる
らしく、どこか怪我したために今日は調整ということで
初級シングルスに出させてもらっているらしい。
そーかー。そーだよなー。オープンの動きだよ。
でも全く歯が立たないとは思えないし、先ずは自分も
きっちり2勝して、お互い2勝同士で1位通過を
競えるように頑張ろう。
そう思って初戦に向かった。
相手は何度か試合しているところは見たことがある人で、
ショットもミスが多く、サーブ、ボレー、どれを取っても
恐れるところはない相手。
最初のサービスゲームをブレイクされたものの、
その後は順調にゲームを取りスコアは3-1。
その辺からおかしくなっちゃうんだよね。
相手があまり上手じゃなさそうだなあ、と思うと
先にミスしちゃうのももったいないし・・・とか思って
ゆるく打っちゃう。
それがいつもきっちり入ればいいんだけど、
普段やらないことだし意外とミスしちゃう。
それにそういうボールは打ち頃だからたまに相手が
しっかり打ってきたときに深くに入ると返し辛くて
ミスしちゃう。
あれ?何やってんだ?もしかしたら得失ゲーム数争いに
なるかもしれないのに。
ますますおかしくなってくる。
負ける気はしないんだけどね。
でも接戦になって、もしかしたら5-5とかに
なっちゃうかも・・・。
焦る気持ちを落ち着けて・・・って3-3になっちゃった。
3-3の40-40からのポイントを相手がミスしてくれたから
良かったものの、あれを一か八かで決められてたら
ズルズル行ってたかもしれないよ。
そう。そういうのが多いんだよね。
なんだか相手に合わせちゃうの。
最初は強気で打っていくんだけど、肩に力が入りすぎて
いるのかミスしちゃう。
で、ビビって当てるだけのフォームになっちゃう。
自信を持ってないんだよね。負けても良いからと、
自分のスタイルを貫けない。
目先の勝ちにしがみつきに行っちゃう。
そんな情けない試合で6-3で勝ったんだけどね。
ほんと情けない。いっそ負けとけって思ったよ。
その情けない試合っぷりは2戦目でも解消されなかった。
決してハードヒットして来ない相手に、やはり3-1と
リードしながら捲くられ、ビビって打てなくなって
相手に合わせちゃう。
今度の相手は粘ることはしっかり出来るので、
粘りあいから自分がミス。
3-4、3-5、4-5、5-5。
おいおい。何やってんだ?
最後のゲーム。相手のサービスゲームはあっという間に0-40。
諦めないぞ。情けないぞ。
30-40まで捲くったものの、最後はやっぱり情けない
ミスでゲームセット。
ああああ。何でだ?あんなヘロヘロショットを打つために
試合に出たわけじゃないのに。
自分自身に腹を立てながらラケットをしまっていると、
最終戦の相手Aさんが、
連荘になりますけど?どうします?と。
情けない長い試合をやってしまったため、
次の試合がすぐに来ちゃったみたい。
体力的には全くOK。
ヘタに時間が空いて、さっきの試合を考え込むよりは、
このもやもやした気持ちを晴らすつもりで、この強敵に
向かって行ったほうが良いだろう、との計算の上で
すぐに試合を始めることに。
自分のサーブから。Aさんは初戦6-0、2戦目6-1で楽~に
上がってきた。
どこまで通じるか、勝負だ!
サーブも渾身の力で打ち込む。
セカンドを恐れてちゃいけないんだ!自信を持て!!
最初のサービスゲームはブレイクされちゃったけど、
次の相手のサービスゲームはブレイクバック。
不思議だ。さっきの試合であんなにも入らなかったフォア
のダウンザラインに打ち込むショットが面白いように決まる。
傍から見てると自分の方が上手く見えるんじゃないかと
思えるほどに。
0-1、1-1、2-1、2-2、3-2。
試合を引っ張っているのは明らかに自分。
勝てるかな?
そう思い始めた辺りから、ちょっと狂ってきた。
アドコートからのサーブ。
相手がバックサイド寄りにポジションを取る。
センターががら空きじゃないか!自分のショボスライスを
警戒してるのか?
ここはフラットでセンターだ!!!
フォルト。あれ?セカンドはしっかり・・・フォルト・・・。
なんだか相手の立つ位置が微妙に違う。
気を取られた気はしないんだけど、微妙に影響したのかも。
その後も酷くポイントを取られた記憶はないんだけど、
一気に離されて最後は3-6でゲームセット。
うーーーーん??何でだ?
試合後、奥さんの観戦に来てたKさんと話す。
Kさん曰く、自分の方が押してたよ、と。
サーブが良かったから相手はかなりプレッシャーを
受けてたと思うよ、と。
それなのに自分は勝手にビビって、勝ってるのに
追い込まれているように見えたって。
そう。追い込まれてたんだ。相手は強いから、そろそろ
捲くられる。
気を抜いたら負けちゃうんだ・・・って思ってた。
主催者のMさんに話しに行くと、Mさんが言うには、
自分に勝ったAさんが結果を書きに本部に来て開口一番
あっぶなかたーーー。負けたかと思った。
って言ってたよって。
だからnoriさん、初級は卒業ですよ。
だって。でもねえ。今日も1勝2敗ですよ、自分は。
というと、それはそれとして、もっともっと上の人と
やった方が上手くなりますよだって。
それは分かる。
今日の3試合、6-3で勝った試合と、勝てると思いながら
やって5-6で負けた試合。
一番大変だった3-6で負けた試合の中で一番楽しかった
のは最後の試合だったから。
持てる力全てを出し切って戦った満足感。
その中で通用したショット、もっともっと練習しなきゃ
ならないショット。
そういうものが分かったのも最後の試合。
その前の2試合は結果が出ただけ。(だけってこともないけど)
そうか。そういう意味で上のレベルの人とやるのが大事なのか。
よし、いっちょ挑戦してみるか!!
で、試合が終わって気持ちの整理もついてから、
最後の試合を戦ったAさんの所にアドバイスを貰いに行った。
何か気づいたこととかアドバイスください。
って自分が言うと、Aさんは・・・
いやいや。アドバイスなんて。ショットは明らかに
自分が打ち負けてたし、サーブも威力があったし。
・・・あ、ダブルフォルトが少し多かったですね。
ははは・・・(;・∀・)
で、最後にAさんが思い出したように言った。
あ、そうそう。自分が途中でレシーブの時に立つ位置を
変えたの分かりましたよね?
あれを気にしてサーブがちょっと乱れましたよね。
あれが自分の中では勝因です。
だって。
自分はどこにどの強さで打つかを気にしながら戦ってたんだけど、
Aさんは、それ以外にも色々考えてたんだなあ。
そーか。そういう戦いもあるのか。
しかしテニスは奥が深い。
まだまだのめり込めそうだね。
今週の土曜日はリベンジするためにもう一度シングルスに
出ようかな。
空いてるかな?